人はなぜ働くのか。
誰もが抱く素朴な疑問である。
私なりに、ちょっと考えてみた。
会社を辞めると収入が途絶える。
収入が無くなってもお腹は減るし眠たくなる。
だから、食料の確保と寝床の確保は必須だ。
もう働かないと決め込んで、警察にやっかいになることをしないとすれば、選択肢は必然的に自給自足生活になるだろう。
自給自足生活に入ると、野菜を自分で作ったり、魚を釣ったりしなくてはならない。
寝床も空き家が無いようだったら、自分で建てることになる。
結局、自給自足生活は、会社のためには働かないが、自分の生活の持続の為に働いている。
野生動物は皆、自給自足生活を送っている。
つまり、生き続ける限り、最低限、食料の確保等は必要であり、そのために何かしらの労働をしている。
生活の持続のためには働くことは必然なことなのである。
現代社会は分業化が進んだ社会である。
それぞれの職業の分野でプロフェッショナルが活躍し、私が全てを自給自足で補うよりも遥かに効率的に多くの恩恵を受けられるようになっている。
その職業は、衣食住に関わるもののみならず、人の生活を便利にするもの、人を楽しませるものなどバラエティーに富んでいる。
現代の職業は生活を持続するための最低限必要なものというよりも、生活を豊かにするために必要なもののほうが多い。
食糧確保等の直接的な作業が少なくなった上に、現代は分業化により労働量を一旦、お金という代替品に替えるようになったため、働くことの意味が見えづらくなっていると思う。
英語では命と生活をLifeという一単語であらわすが、命がある限り生活が続くものであり、生活する限り衣食住を必要とし、衣食住を確保しようとした場合働くことが必然となる。
なぜ働くのかという疑問に対し、お金を稼ぐために働く、生活を豊かにするために働く等、色々理由は出てくるが、一番ベースとなる理由は”生活の持続のために働く”というものになるのではないだろうか。
生活と働くことが密接に繋がっている限り、この理由は外すことができない。
現代は豊かになり、衣食住の確保のために働くという理由を意識する人も少なくなったと思われる。
自立も働くことで実現されるし、自己実現も働くことで実現される。
人間の生活の豊かさも働くことで実現されてきたものである。
だから、なぜ働くのかという疑問に対する理由は、その人の状況や志でいろいろ変わるだろう。
しかし、その根底に位置する理由は”生活の持続のために働く”というものに他ならない。
という結論に至りました。
※なぜ働くのか自立編、自己実現編は後日考えます。
※一個人の考えの記録であり、誰に強要するものでもございません。